iDeCoで決して選んではいけない商品の3つのポイント(手数料・管理料・利率に注意!)

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iDeCoで決して選んではいけない商品

初心者モモ
初心者モモ

老後に向けて貯蓄をするためにiDeCoを始めようと思うんだけど、商品を選ぶ際に注意しといたほうがいいことって何かある?

ジャグ男
ジャグ男

iDeCoは60歳まで引き出せない商品なだけに、手数料・管理料・利率の3点はしっかり考えておくべき要素だね!

老後資金の準備に、iDeCo(=イデコ、個人型確定拠出年金)への加入は、貯蓄と比較して老後資金を備えるうえではオススメです。税制の優遇があり、いったん加入して設定しておけば、定期的に掛金が積み立てられます。


しかし、商品選びを間違えると、せっかくのお得な制度を活かしきれません。

手数料:信託報酬が高いもの

信託報酬手数料は、投資信託の管理・運用のためのコストです。投資信託で運用している間はずっと投資家が払うことになるので、少しでも安いものが有利です。iDeCoは投資期間が長期になるので、その費用総額はかなりの額になります。

信託報酬は、管理の手法によって費用が大きく異なってきます。一般的に、信託報酬が安いのは「パッシブ型」、高いのは「アクティブ型」といわれる種類の投資信託商品です。

パッシブ型は、市場の動きをあらわす指標(インデックス)と、同じ値動きを目指して運用します。たとえば、国内の株式であれば「日経平均株価」、アメリカであれば「S&P 500」などと同じ値動きを目指してコンピューターが自動で売買を実施します。

パッシブ(インデックス)型はコンピューターで自動売買をするため、取引には人件費が必要でなく、大きなコストはかからず、信託報酬が安くなります

一方、アクティブ型は市場の指標を上回る運用成果を目指します。たとえば、成長盛りのハイテク分野に特化した商品などがあり、市場平均を上回る投資成績を目指します。

アクティブ型は、投資の専門家がリサーチから銘柄選定までを行うため、多額の人件費が必要であり、信託報酬がかかります。多くの手数料が取れるため、金融機関はこちらの商品を推してくることが多いです。

信託報酬は0.1~0.2%程度のものが多いですが、この0.1%の差が長期には非常に大きな差を生みます。一例として、iDeCoの対象商品の品ぞろえの豊富なA証券会社における投資信託の信託報酬を見てみましょう。

信託報酬(商品数)

  • 0.1%台(14本)
  • 0.2%~1%(17本)
  • 1%超(5本)

上記のうち、インデックス型19本、アクティブ型17本という構成になっています。この中で信託報酬が最も高いファンドは2.1%で、バングラデシュ、モンゴルなどアジア5ヶ国の企業およびそれら各国で事業展開をする企業の株式に投資するアクティブ・ファンドです。

  • 信託報酬0.1%の場合 100万円×0.1%×20年=2万円(投資金額の2%)
  • 信託報酬2%の場合 100万円×2%×20年=40万円(投資金額の40%)

20年間の運用期間で考えた場合、実に38万円もの差が生じています

インデックスファンドの考え方については、こちらの記事も参考にしてください。積み立てNISAについて書いていますが、iDeCoも積み立てNISAと共通の考えができます。

管理料と利率:元本確保型の商品

iDeCoの運用商品には、大きくわけて、「元本確保型」と「元本変動型」の2つがあります。


元本確保型は、積み立てた元本が確保される商品で、定期預金や保険で運用するタイプのものです。元本確保型は、大きな運用益を出すことは難しくても元本割れのリスクがないので、安心できると思うかもしれません。

しかし、iDeCoには金融機関の管理手数料がかかります。ネット証券ではiDeCoに加入して掛金を拠出している間は、毎月170円、1年で2040円程度かかります。店舗型の銀行では、さらに上乗せの手数料が必要になります。


手数料は運用益があってもなくてもかかるため、手数料以上に利益を出さなければ損をしてしまうのです。

企業型DCでは、手数料は企業が負担しているところもありますが、いずれにしても手数料がかかっていることは同じです。低金利下で元本確保型での運用ではもったいない。しっかり利益を出せる商品を選びましょう。

利率:債券型の商品

一般的に、株式よりも債券のほうが、リスクが小さいと言われており、債権への投資を検討される方も少なくないと思います。

リスクが小さい商品は、リターンも小さくなります。それでも手数料はかかります。ですから、債券型の商品は、元本確保型と同様に、手数料以上のパフォーマンスが出せずに損をしてしまう可能性があります

また、リターンが小さいということは、運用益の非課税というメリットが十分に活かせないということにもつながります。

長期で運用するのであれば、リスクはその分少なくなるため、債権ではなく株式で運用することを検討すべきです。

既に選んではいけない商品を選択している場合

では、もし自分のiDeCo・企業型DCの商品が、選んではいけない商品だったらどうすればよいのでしょうか。その場合は、他の商品に変更することが可能です。

運用商品の見直しには、「配分変更」と「スイッチング」の2つの方法があります。


配分変更は、掛金で購入する運用商品の配分割合を変更する手続きです。スイッチングは、運用商品の残高の全部または一部を売却(=解約)して、他の商品を購入する手続きです。

iDeCoや企業型DCでは、どちらも手続き自体の手数料はかかりません(スイッチングは商品の購入・解約時に所定の手数料がかかる場合があります)。

60歳までの長期にわたる投資のため、手数料・管理料・利率に最新の注意を払って投資してください

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