一般NISAと積み立てNISAの違い「メリット・デメリットから、お勧め対象者を考察」

NISA

一般NISAと積み立てNISAの違い

ジャグ男
ジャグ男

少額投資非課税制度には、「一般NISA」と「積み立てNISA」の2種類があります。

モモ
モモ

投資の初心者なのですが、どちらを選んだほうがいいんだろう?将来に向けて貯蓄しときたいです。

ジャグ男
ジャグ男

今後積極的に株式投資をしていくのであれば一般NISAがおすすめだけど、堅実に資産を増やすのであれば積み立てNISAをおすすめします。積み立てNISAの方が手間がかからず、株価の上下にも大きな影響を受けません。

一般NISAと積み立てNISAの違い

NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。

イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。

金融庁HP

成人が利用出来るNISAには、「一般NISA」と「積み立てNISA」があります。双方とも非課税で運用できるという点では同じですが、運用方法に多くの違いが存在します。

私はNISAが始まる前から株式投資をしていたので、迷わず一般NISAで個別株式を購入しましたが、これから株式投資を始められる方は、双方の違いを正しく理解したうえで、目的に合った手段を選択すべきだと思います。

先に結論です。

  • 今まで個別株の売買経験があり、これからもアクティブに投資をされる予定の方
    一般NISAでハイリターンを狙う
  • 今まで個別株の売買経験がなく、保守的な運用をしていく予定の方
    積み立てNISAで安定・着実に長期で利益を増やす

因みに、NISAは日本人の1割以上の方が利用しており、現在の運用状況は以下の通りです。引用元は金融庁です。記載の通り、NISA利用者の8割は一般NISAを利用しており、2割の利用者は積み立てNISAを利用しています。

金融機関は積み立てNISAを積極的に推奨しておらず、それが原因で活用がそれほど進んでいないものと思われます。なぜ積極的な推奨がされていないかは、「積み立てNISAとは」で詳細を記載します。

NISAを始める前に読んでほしい記事を記載していますので、こちらも参考にしてください。

一般NISAとは

一般NISAは基本的には普通の個別株購入と大差はありません。手数料も取られます。配当や売却益に対する税金がかからないというのがメリットですが、通常の株式口座と損益通算できないなどのデメリットもあります。

NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。

金融庁HP

一般NISAのポイント

  • 非課税投資枠が1年毎に設定され、毎年120万円まで投資できます
  • いつでも払出し・売却が可能。ただし、払出し・売却をした分に対応する非課税投資枠は再利用できません
  • 5年間の非課税期間が終わったら、口座内の金融商品を①翌年の非課税投資枠に移すか、②課税口座に移すか、又は、③売却することを選択することができます
  • 1年の非課税投資枠の未使用分は、翌年以降に繰り越せません

NISAとは、2014年1月にスタートした、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。

例えば投資信託に投資した場合、「普通分配金」と売却時の「譲渡益」が非課税になります。
ただし、他の口座(一般口座や特定口座)で発生した譲渡益や配当金等との損益通算はできません。

利用できる方日本にお住まいの20歳以上の方(*1)(口座を開設する年の1月1日現在)
非課税対象株式・投資信託等への投資から得られる配当金分配金や譲渡益
口座開設可能数1人1口座(*2)
非課税投資枠新規投資額で毎年120万円が上限(*3) (非課税投資枠は最大600万円)
非課税期間最長5年間(*4)
投資可能期間2014年~2023年

積み立てNISAとは

積み立てNISAは、厳選されたIndex(複数銘柄が混在している投資商品)のみに対して投資が可能です。国の取り決めによって、手数料は0円に設定されており、管理料金も低額に設定されているので、非常にコストが低い投資です

手数料が0円であり、管理料金も安価なことから、多くの金融機関では利益がマイナスになってしまうため、それほど積極的にはプロモーションしていない状況です。逆に言えば、投資する方には有利な投資商品であると言えます。

しかも20年の運用が可能であり、長期的に見れば、老後の必要資金の貯蓄としてはとても有効な手段であると言えます。

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。

金融庁HP

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。

つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています(対象商品についてはこちら)。

利用できる方日本にお住まいの20歳以上の方(※1)(口座を開設する年の1月1日現在)
ただし、つみたてNISAと一般NISAはどちらか一方を選択して利用可能
非課税対象者一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益
口座開設可能数1人1口座(※2
非課税投資枠新規投資額で毎年40万円が上限(※3)(非課税投資枠は20年間で最大800万円)
非課税期間最長20年間
投資可能期間2018年~2037年
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(対象商品についてはこちら
○例えば公募株式投資信託の場合、以下の要件をすべて満たすもの
販売手数料はゼロ(ノーロード)・信託報酬は一定水準以下(例:国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)に限定・顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること・信託契約期間が無期限または20年以上であること・分配頻度が毎月でないこと・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと

積み立てNISAには米国株インデックス投資がお勧めです。その背景について記事にしてますので、参考にしてください。

一般NISAと積み立てNISAの違いとメリット・デメリット

以下に、「一般NISA」と「積み立てNISA」の違いと、メリット・デメリットについてまとめました。私は一般NISAを活用していますが、長期的に安定して資産を増やしたい方にとって、積み立てNISAは非常に有効かと思います。

因みに、若い世代ほど積み立てNISAの割合が高くなっています。運用可能な年数が長い方が積み立てNSIAのメリットがあるということでしょう。

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